社会人になって卓球を再開した時に試したラバーの一つです。このラバーも学生時代に弾む接着剤を塗って使用していました。
最近卓球を始めた方は知らないかもしれませんが、このラバーはリ・ジャウェイ選手（李佳薇、シンガポール）が昔フォアに貼って使用していました。サンリツ所属の天野優選手はバック面に使用しています。
このラバーの特徴は使用されている「２１スポンジ」の柔らかさです。柔らかいスポンジがボールを掴んでくれるため強打も軽打も安定して打ち出すことができます。無印よりはナックルは出しにくいですが、表らしい球質の変化をつけることもできます。反面、柔らかいスポンジがインパクト時の衝撃を吸収するため、強打で速いボールを出すのは難しいかもしれません。柔らかい５枚合板に貼るとボールを持ちすぎて表らしさが出にくくなるので、特殊素材入りか７枚合板のラケットに貼った方が良いと思います。
弾みを抑えたコントロールしやすいラバーなので、初心者の方が表ソフトの導入として使用するのに打って付けのラバーだと思います。ピッチの早い卓球をする方にもおすすめです。